賃貸管理業界を取り巻く現状

賃貸業界も競争時代に突入

借主が減り、貸し手が増える状況が続けば、賃貸市場での入居者獲得競争は激しさを増していくことになります。市場競争は様々な業界で当たり前のものですが、戦後長い間、住宅不足の時代が続いた我が国では、賃貸市場において競争という概念はなかったのです。
しかし借主が減少している現在では、同エリア内での競争が激化し、オーナーさまの経営手法により勝ち負けが決まってしまうという二極化現象が見られるようになってきました。

ここで勝ち残っていくためには、市場競争の中の賃貸経営をしていくという視点に立ち、様々な工夫をしていくことが不可欠なのです。

最大の敵は空室

市場競争の時代に突入した賃貸市場では、賃貸マンション経営を行うオーナーさまにとって最大の問題は「空室」対策です。自分のマンションに入居者が入らなければ、売上は上がらず、それはすなわち死活問題となるのです。

これからの賃貸マンション経営は、この空室をいかに埋めていくかという点に尽きます。しかし、あくまでも賃貸経営は利益の最大化を目指すことが必要であり、制限なくコストをかけたり、過度に値下げをして空室を埋めるわけにはいきません。できる限り費用をかけず適切な家賃設定を保ち、収支のバランスをとって空室を埋めることが、賃貸マンション経営のポイントでもあります。

このようなことから、今後のマンション経営には、従来以上に専門知識とノウハウが求められます。賃貸経営では、不動産賃貸・売買等全般の知識や税務・法務の知識、建築・設備・工事全般の知識、ファイナンスの知識、マーケティング・入居者募集のスキル等、幅広く求められ、その道のプロでも一人で対応はせずチームで補完し合います。

 

さらに競争社会においては、専門知識やノウハウはより早く高度化するため、少しでも多くそれらを身につけるよう努力しなければなりません。昨今インターネットの利用が生活に浸透した情報社会で、供給過剰の物件の中から少しでも好条件の部屋を探そうと、入居者の見る目はより厳しくなっています。時代は大きく変化しており、需要と供給のバランスが以前とは全く違います。住宅不足の時代からの考え方や方法をそのままにしていては、競争社会で生き残っていくことは相当に困難です。しかしながらこの業界において、実情を理解し対応しているオーナーさまや管理会社は未だ少数です。このような状況で、いち早く業界の変化を見抜き、一足早く対応を始めることで、競争社会で生き残っていくために圧倒的に有利となることがおわかりいただけるかと思います。